財団法人日本地域開発センター・調査研究実績一覧(概要)
 (注.委託者の承認を得たもののみ内容を掲載)

1997年度


■地方都市中心市街地再構築のための方策検討調査((財)福岡土地区画整理協会) 
近年、地方都市の活力低下が進行しており、それを象徴的かつ集約的に示すかのように地方都市の中心市街地の空洞化、都市の求心性の喪失が進行している。しかし、その一方で、今後情報化の一層の進展や交通ネットワークの充実、そして地方分権が進むにつれ、地方都市の多様な展開・可能性に期待が寄せられることになる。このため、本調査では、地方都市の中心市街地の再構築を通じた次世代地方都市への蘇生の可能性とその具体化のための戦略を検討し、その運動論的展開を提言としてとりまとめた。

■地方都市中心市街地の再生に係わるケーススタディ及び政策提案(民間企業)
現在、地方都市の中心市街地においては、商店街の衰退をはじめ、行政施設、文化施設までも郊外に移り、中心部の過疎化が確実に進行し、中心を欠いた都市、歴史的に育んできた「街」の香を失った都市に変貌しつつある。これに対して、従来の縦割り行政の構造では、包括的、総合的政策を生み出すことは困難である。したがって、地方都市の中心市街地の再生のための研究会を組織し、問題意識を持つ若い学識経験者と行政職員を集め、具体的な総合的施策提案のための作成作業を行なった。





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