2008年08月号
通巻527号

特集 地域で暮らし続けるために

 わが国では、人口動態に起因したさまざまな局面での地域間格差が問題視されている。特に地方圏では、域外への人口流出が深刻であり、そのため退職期を迎えた団塊世代など都市住民との交流や長期滞在を通じた移住・定住促進策が進められている。
  本特集では、これら域外からの人材誘致に加え、地域に愛着・誇りを持つ住民が主体となり、住み慣れた地域で暮らし続けるために、まちづくりや福祉等の現場で活躍する姿に光を当ててみたい。

地域で暮らし続けるために――人口の偏在と地域間格差への対応
大西 達也 日本政策投資銀行地域振興部課長、『地域開発』編集委員
定住者誘致による賑わいづくり ――交流都市はこだての取組み
國安 秀範 北海道函館市企画部参事
コミュニティ・レストラン「浅めし食堂」――ヘルシーコミュニティへようこそ
三上 公子 NPO法人活き粋あさむし事務局長
「結いターンプロジェクト」による人材のサイクル構築への挑戦
牧野 光朗 長野県飯田市長
田園プロジエクト・ご近所型福祉の取組み
――住みなれた地域で最後まで安心して暮らせる「まちなおし」

吉野 立 地域交流センター田園所長、認知症の人と家族の会鳥取県支部代表世話人
地方への回帰が始まる――ネイティブ倉敷
森田 昭一郎 倉敷商工会議所副会頭
持続可能なまちづくり いっきゅうと彩の里・かみかつ
笠松 和市 徳島県上勝町長
地域住民の“自活考動”による骨太なまちづくり
――環境・福祉・教育等地域の異なる課題の組合せによる住民参加によるまちの再生
竹内 裕二 東海大学福岡短期大学国際文化学科講師
NPO法人まちのカルシウム工房理事長
「団塊の夢をパワーに」地域おこし…街おこし…それは『人おこし』が出発点
川東 信一 プロミュージシャン、夢追塾事務局
たすけあい佐賀・宅老所――住み慣れた地域で安心して住み続けるために
西田 京子 NPO法人たすけあい佐賀代表
◎<寄稿>
景観の経済学(下)
――美しい景観をつくるための処方箋
林原 行雄 東洋大学客員教授、日興コーディアル証券(株)監査役
◎<調査報告>
過疎地域の拡大と都市システムの整備
森川 洋 広島大学名誉教授
◎<事業報告>
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2007」受賞作品紹介(優秀賞)
「XEVOシリーズ」 大和ハウス工業株式会社
「ミルクリーク」 株式会社東急ホームズ
「自由設計の家 SW」、「自由設計の家 SW2×4」 トステム株式会社
「北の大地シリーズ」 株式会社松島組
◎<地域振興の視点>
ロンドンの混雑料の効果と行方
大西 隆 『地域開発』編集長・東京大学
◎<追悼>
「地域に光を」麦屋弥生さんへ
羽田 耕治 横浜商科大学商学部貿易・観光学科教授
◎<書評>松井克浩著
『中越地震の記憶─人の絆と復興への道』
★内容のページへ
相川 康子 神戸大学経済経営研究所准教授、元神戸新聞社論説委
◎<書評>笠松和市、佐藤由美共著 
『持続可能な町は小さく、美しい
――上勝町の挑戦 ★内容のページへ
大西 達也 日本政策投資銀行地域振興部課長、『地域開発』編集委員

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