2004年 4月号
通巻475号

特集 いま「倉敷」が面白い――地域資源見直しによる活性化

 伝統の中に新しい要素を採り入れてきた歴史と 文化の町「倉敷」。厳しい地方経済情勢の渦中にある。そうした中、全国でいち早く伝統的建造物の保存に取組んできた都市として、地域資源の見直し・活用による、住民が参加し楽しめる倉敷らしい取組みが、最近、民間主導で動き出している。
本号では地域の独自性に焦点をあてて展開する新しい動きを紹介し、地域活性化へのヒントを探る 。
なぜ今「倉敷」なのか?
澤田 正彦 (株)倉敷ケーブルテレビ取締役
倉敷から見た世界、世界から見た倉敷 
大原 謙一郎 (財)大原美術館理事長/倉敷商工会議所会頭
観光とまちづくりシンポジウムを開催して
森田 昭一郎
森田酒造(株)代表取締役社長
100年振りに復活「倉敷屏風祭」――わが家のおひろめ祭 
岡 荘一郎 倉敷製帽(株)代表取締役/屏風祭実行委員会委員長
地域活性化に向けたコミュニティメディアの役割
坂本 万明 (株)倉敷ケーブルテレビ常務取締役
地産地消と環境保全の催し――GREEN DAY 2003の取組み 
大久保 憲作 倉敷木材(株)代表取締役/(株)エフエムくらしき代表取締役
ライヴ・コミュニケーション――すぐ目の前に存在する旅、という価値 
今井 麻紀子
旅館御園専務取締役
協働で築く「多核環状都市」くらしき 
藤原 聡
倉敷市経済局商工労働部商工課課長補佐
倉敷芸術科学大学での起業化への取組み 
後藤 裕
倉敷芸術科学大学産業科学技術学部起業学科教授
倉敷の伝統的町並みを活かした新たなまちづくりへの提言
阿部 宏史
岡山大学環境理工学部教授
<地域振興の視点>続・首都圏の今B
公民パートナーシップの発展のために
――日本版RFP方式の試み
 
佐野 成信
日本政策投資銀行首都圏企画室調査役
◎<新刊紹介>
伊藤滋 著  『都市の再生、地域の復活』 
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地域開発文献紹介

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